Variable-Q All-Pass Filter. (ADA Final Phase Pt.4)

ADAのFinal Phaseの可変APFがQを高めるための回路であることが分かりました。この原理を使うと可変QのAPFができます。

Final Phaseは再生産されていて、いろいろ説明もあります。Q=1なのだそうです。単純な直列接続ではQ=0.5なのでかなり高いです。
http://www.electroharmonix.co.jp/ada/finalphase.html

回路図:
画像


周波数特性1:
画像


まず単純な直列回路[e]とFinal Phaseの回路[f0]の周波数特性を比べると、振幅特性は大差ないですが、[f0]のほうが[e]よりも位相変化の傾きが急峻です。これがQが高いということです。このR16を可変抵抗にすれば、Qを調整できるはずで。2kオームのVRにすればとても高いQまで得られそうです。

可変抵抗ではなくスイッチでの切替方法も考えてみたのが回路図の右半分[f1][f2][f3]です。

周波数特性2:
画像


Final Phaseよりも高いQまで切り替えられるようにしてみました。Qが高くなると少し振幅特性が崩れてくるようです。

つづく

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック