Korg MS10 & MS20 Filters

SDIY-MLから。Tim Stinchcombeさんが、KorgのVCFについて、すばらしい解析論文を公開してくれました。

http://mysite.wanadoo-members.co.uk/tstinchcombe/synth/MS20_study.pdf

各章の概要は以下の通りです。

2章: MS10型(ハイブリッドICのKorg35を使用)とMS20後期型(OTAを使用)の基本構成 (実は伝達関数型が結構違う)

3章: Korg35で、トランジスタが可変抵抗として働く際の動作

4章: Korg35の非対称レゾナンス (リンギングが上下で違う)

5章: フィードバック経路でのダイオードの非線形性の効果

6章: OTAを使う際の指数制御

7章: HPFのスロープ (実は6dB/Oct)

8章: Sallen-Key型の神話(伝説?)について
  ・「Sallen-Keyは発振器」:Qの変化が急激で設定しにくいだけ。
  ・「ゼロクロスで発振する」:フィードバックのダイオードの効果によるもので、Sallen-Keyだからではない。

英語で、しかも論文ですけど、がんばって読む価値があると思います。私は数式は読み飛ばしましたが(笑)。

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