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zoom RSS Single-Supply OTA-Based Multimode VCF Pt.2

<<   作成日時 : 2012/02/22 00:25   >>

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単電源動作するVCFを万能基板上に製作しました。製作した回路はシミュレーションした回路から少し変更しています。

■回路について

回路の変更点についてだけ少し説明します。

シミュレーションで設計した回路の説明:
http://houshu.at.webry.info/201202/article_1.html

製作した回路:
画像
Built VCF Schematic.


・OTAにはLM13600を使いました。D3とD4はショートしてあります(使っていません)。
・少しカットオフ周波数が高めになったので、R17を大きめにしました。
・R34とR35は100kのVRです。カットオフ周波数を可変します。
・このVRに供給する電流を確保するために、R9を少し小さくしました。
・R6と並列につけた位相補償のコンデンサはつけませんでした。つけなくても発振振幅が十分に一定になります。VCOとして使った場合には少し差が出るはずですが、気にしないことにしました。

■動作確認

・カットオフ周波数の可変範囲は十分にとれているようです。100Hzから10kHzの信号まで完全に消えました。

・発振周波数は70Hzくらいからでした。高いほうは少なくとも32kHzまで発振することは確認しました。OTAにオフセットが数mVあるためかレゾナンスを最大にした場合の波形は綺麗な正弦波ではなく方形波の成分が少し混ざった波形になりました。レゾナンスを調整するれば、低周波でもかなり綺麗な正弦波になります。

・OTAのオフセットのため、CV漏れはそこそこあります。シミュレーションでも予想していたので、まあ我慢するしかなさそうです。

・実験用安定化電源で、7Vから15Vまでの動作を確認しました。電解コンデンサの耐圧が16Vなので15Vまでしか調べていませんが、もっと上でも動作するはずです。6Vではそれらしく動作はしていますが、歪が目立ちはじめます。9V電池なら問題なく動作するはずです。

・消費電流は電源電圧9Vのとき実測で4mA以下でした。

・電源電圧で発振周波数が20%程度変化してしまうことが気になりました。発振させない場合も電源電圧で波形が少し変化しました。

つづく

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単電源VCFの特性が電源電圧で変わってしまうことが気になったので、基準電圧源をツェナーからTL431に置き換えてシミュレーションしてみました。 ...続きを見る
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