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zoom RSS Moog 3-Band Parametric Equalizer

<<   作成日時 : 2006/08/10 01:01   >>

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Moogが出した数少ないラックマウント機器の一つです。ずっと前から公開されていたのかもしれませんが、私は最近見つけました。

写真と回路図:

 http://filters.muziq.be/model/moog/pareq

特殊なVRが必要なので、自作の参考にはなりませんが、面白い回路なので、一通り説明します。

■全体の構成

・よくあるグラフィックイコライザにおけるLC直列共振回路(+ダンピング用のR)を、オペアンプ2個でシミュレーションし、中心周波数やQをVRで可変できるようにしています。

・エフェクトのON/OFFは、CD4007を使った電子スイッチ回路で行っています。

・オペアンプの出力からダイオード経由(CR201〜204など)で集まっているのは、オーバーロードインジケータのためです。一箇所でも信号が大きくなりすぎると、右にあるLED(L2)が点灯します。

■LC直列共振回路に相当する部分

・共振回路は、Bridged-T回路をフィードバック経路に入れたバンドパスフィルタを中心に複雑な帰還をかけて実現されています。(ちなみに、よくあるグラフィックイコライザの回路では、LC直列共振回路のLとダンピング用のRだけをオペアンプで置き換えて実現しています。)

・共振周波数(FREQ)はBridged-T回路中の抵抗を2連VRとすることにより可変にしています。

・WIDTHコントロール方法はとても変わっています。500Ωのリニアカーブと50kΩのオーディオカーブの特殊な2連VRを使っており、ダンピングのRを主に500Ωで変え、バンドパスフィルタへのフィードバック量を500Ωと50kΩの両方で変えているように見えます。

・C218などの100pは位相補償のためだと思います。

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