Exponential/Linear Current Sources for LM13700 VCA

LM13700を使ったVCAのCVに対する応答曲線が変えられるのに気をよくして、指数特性と直線の電流源を設計しました。

工夫したのは、ほぼ同じような回路にしたことです。定数を変えるだけで、指数にも直線にもできます。

■指数特性電流源

回路図:
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VCFに使ったことのある回路です。
VCFの回路:http://houshu.at.webry.info/201202/article_1.html

温度特性の補償は調整するようにしています。これは温度補償が主な目的ではなく、トランジスタの違いを吸収するためです。CVが0Vの時に利得が十分に低くなるように、半固定抵抗で調整します。この調整でCVに対する感度も変わってしまうので、R18も調整する必要があります。CVは同じように51kくらいで増やせると思います。

応答曲線の図:
対数グラフと普通のグラフと両方で表示します。温度特性も調べました。

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10000倍の範囲でかなりきれいな指数特性になっています。温度特性も温度補償抵抗を使わないにしてはいいほうだと思います。

■直線特性電流源

回路図:
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一見回路は同じです。定数を変えるだけで、直線になります。
CVは1個しか使えないです。

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こちらも調整は必要です。反応し始めるCVを設定します。

■特性切り替え電流源

定数の違いだけなので、切り替え回路もできます。

回路図:
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電源電圧を12Vにしました。低い電圧だと、指数特性のほうで電流最大値が定格内に入らなくなりました。
もちろん15Vでもできます。電流制限の抵抗をもう少し大きくしたほうがいいです。なお10Mはもっと大きいほうがいいかもしれません。

おわり

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