Mixer with Phase Shift.

Domeフィルタ設計のついでに、位相関係を複雑にしたミキサーをシミュレーションしてみました。

昔、冨田勲さんのインタビュー記事で、ストリングスの音を作るためにRoland System 100Mを多数並べた壁があったのですが、ほぼ同じセッティングにしているのに、VCFを共通にはできないという話がありました。

周波数特性のうち、振幅特性ではなく、位相特性が大事なのではないかと考えました。

2台のVCO出力、たとえば方形波の加算を考えます。位相関係が単純なのでMixすると、単純に干渉してビートが露骨に聞こえます。位相が反対の時には、とてもか細い音になります。

位相関係を複雑にすれば干渉も複雑になって、自然な音になるだろうとを期待しています。少なくともか細くはならないのではないかと思います。

Domeフィルタをにはいろいろな位相の場所があるので、あちこち加算してみました。

回路図:
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波形:
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干渉はしていますが、か細いというほどにはなっていないように見えます。

今回はきっちり設計したフィルタをつかっていますが、もう少し適当なフィルタでもいいのではないかと思います。

おわり

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