Exponential Converters Using NTC Thermistors.

指数変換回路の温度補償では普通、温度に対して抵抗値が増加する特殊な温度補償抵抗(PTC: Positive Temperature Coefficient Thermistor)を使いますが、アマチュアには入手がちょっと大変です。

秋葉原やメジャーな通販で入手できるNTC(Negative Temperature Coefficient Thermistor)でも同じような特性は得られます。ただし設計がちょっと面倒です。

今回は、その設計例をいくつか紹介します。

回路図:
画像
Schematic of Exponential Converters Using NTC Thermistors.



[A]はPTCを使った指数変換回路です。温度係数を入れるだけでシミュレーションできます。普通3300ppmの温度係数のものを使いますが、私がシミュレーションした限りでは、ちょっと高めの3400ppmのほうが少しだけよかったです。どこかの記事で3500ppmの抵抗にちょっと温度係数を下げるような使い方をするのが一番良いという話を見たのですが、たぶん本当だと思います。

[B][C][D]は、秋月電子や鈴商などで手に入るNTCサーミスタを使った設計です。10kΩでB定数が3400前後なら問題なく使えそうです。シミュレーションでは[D]がちょっといいのですが、分かるような差ではないと思います。


過去の設計例も紹介しておきます。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~houshu/synth/VcoMos0212.GIF
鈴商で入手したサーミスタを使いました。微妙なB定数の違いに合わせて、先ほどの回路図とは微妙に定数が違いますが、シミュレーション結果での違いも微妙です。

http://houshu.at.webry.info/201410/article_1.html
長いワイヤのサーミスタが秋月電子にあったので、使ってみました。CVミキサのほうにサーミスタがつきます。


おわり。

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