Star Synare3 Percussion Synthesizer

スター社のシネア3の回路図が公開されました。Synth-DIYから。

最初期のシンセドラムだと思います。

■synareの情報
  http://www.keyboardmuseum.com/ar/s/snar/snar.html
  http://www.synthmania.com/synare.htm

 synare3の音が聞けるサイト
  http://synthwire.blogspot.com/2005/11/synare-3-exposed.html

■回路図(学生さんのサイトなので、保存をお勧めします)
  http://userwww.sfsu.edu/~gzifcak/synare3.zip
  http://userwww.sfsu.edu/~gzifcak/synare_3_service_manual.pdf

部分の回路図だけなのですが、全体の回路図も大体わかります。

○概要
・発振器は3種類あり、CMOSシュミットトリガをつかったものが2つです。VCFを発振器は使うこともできます。スイープはVCFにしかかけられないので、どうも典型的シンセドラム音(ぴゅーん)はVCFを発振器にした場合のようです。

○発振器
・CMOSの発振器はVCOではないのでスイープはできません。
・でも一方でVCFを変調できるので、金属的な音もでます。
・Oscilator1は方形波専門で、VCFの信号入力になるだけです。
・Oscilator2は三角波も出力することができ、VCFのカットオフ周波数を変調できます。

・スイッチ周辺が分かりにくいのですが、多分、2回路で4つの接点の間が切り替わります。

   レバースイッチ無いの接点の図(のつもり)

    回路1  A B C D
                 
    回路2  E F G H

  ・左に接続片があるとき:AB間とEF間が接続
  ・真ん中に接続片があるとき:BC間とFG間が接続
  ・右に接続片があるとき:CD間とGH間が接続

・Oscilator 1は、スイッチが左の時にOFF、中でノイズ、右でOscilator 1の方形波がVCFに出力されます。
・Oscilator 2は、スイッチが左の時にOFF、中でSLF (Super Low Frequency、LFOと同義)、右でOscilator 2の方形波がVCFに出力されます。

○フィルタ
・VCFは3080をつかった4次フィルタ。ローランドやポリフュージョンにも使われている回路です。
・VCFをOscilator 2で変調できることが、この機種の(当時としては)画期的なところではないでしょうか。

○EG
エンベロープは少し変わっていて、VCA用のエンベロープは、固定の短いディケイタイムのものと、ディケイタイム可変のものを足して使うようになっています。前者が、アタック音を作っているのだと思います。

おわり

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この記事へのコメント

所長
2007年05月30日 22:58
最近 The CarsのDVDを買いました。

で、ドラムのセットを見たらPollard SynDrumと一緒にSynare3もセットされてました。

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