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zoom RSS Second-Order All-Pass Filters Pt. 2.

<<   作成日時 : 2017/01/27 00:15   >>

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2次APFの回路をいろいろシミュレーションしてみました。

前回の回路:
http://houshu.at.webry.info/201612/article_1.html


■Twin-Tフィルタを使ったAPF

比較のため、普通のAPFも[a][e]として並べておきます。

回路図:
画像


フィルタ内の抵抗が同じ値になるように設計しました。CdSのフォトカプラ(Vactrol)で可変できるかもしれません。ただしCdSフォトカプラでは同じ値にするのは至難とは思いますが。

周波数特性:
画像


フィードバックをかけない[k]は[e]よりもQが低いです。フィードバックをかけた[n]は少しQを高くできます。


■Bridged-Tフィルタを使ったAPF

回路図:
画像


周波数特性:
画像


Qが低めのAPFが作れます。[p]と[q]を比べると、CとRを入れ替えても特性は変わらないことが分かります。[o]のように、フィルタでのコンデンサの比を変えるとQも変わります。でも基本的に低くするほうだけです。[r]のようにフィードバックをかけるとQを高くできます。


■Lagフィルタを使ったAPF

これらの回路をLagフィルタ呼ぶのはちょっとおかしいのですが、適切な名前を知らないので、似ているLagフィルタと呼んでおきます。

回路図:
画像


周波数特性:
画像


[g]や[h]のようにフィードバックをかけないとQが低くなります。特にIbanez UE400の回路[g]ではQがとても低いです。[h]はCやRの値が同じになるようにしました。これで可変しやすくなると思い、設計しました。ADA Final Phaseの回路[g]ではフィードバックをかけてQをあげています。

[g]でのCRの位置を入れかえると、一応CdSフォトカプラで可変できるかもしれない回路ができます。オペアンプの出力がキャパシタで直接GNDに行くことが無いように、抵抗R12とR14を挿入、それを補償するためのR15を挿入しました。

つづく。



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