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zoom RSS Sinusoidal Oscillators with Bridged-T Filter.

<<   作成日時 : 2013/07/13 01:31   >>

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以前紹介したトレモロ用、フェイザー用のLFOの定数をいじって、低歪、広帯域の正弦波発振器に挑戦してみました。

Sinusoidal LFOs (Boss VB-2 and Ibanez PH99)
http://houshu.at.webry.info/201211/article_1.html

回路図:
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ブリッジドT型バンドパスフィルタにリミッタ付きのフィードバックがかかっています。フィードバックの量を調整して低歪みを狙います。

リミッタとして赤LEDを使いました。寄生容量の影響がでにくいように、R4を小さめにしてあります。リミッタは普通のダイオードを2,3個直列にしたほうが波形の歪みは小さくなりそうですが、振幅が温度によって変わりそうなのでやめました。

可変抵抗20kΩ1個で、8倍程度の周波数可変範囲を得ています。1個の可変抵抗で済むのはいいのですが、周波数の変化は抵抗値の平方根に反比例するので、Aカーブをつかっても、高い方で変化が急激すぎて使いにくそうです。

可変抵抗は100kΩにすることで、周波数可変範囲を20倍程度にできるのですが、さらに使いにくくなり、また歪みも増えるので、20kΩで妥協しました。

コンデンサを6種類変えた場合、数Hzから10kHz超まで振幅がほぼ一定になりました。40kHzまででも5dBは落ちません。

波形1: 2.5Hzから21Hz
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波形2: 12Hzから100Hz
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波形3: 60Hzから500Hz
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波形4: 250Hzから2.1kHz
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波形5: 1.2kHzから9kHz
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波形6: 6kHzから40kHz
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■フィルタ追加による低歪化

フィルタを2段にして、歪みの低減を図ってみました。同じフィルタを使えば、振幅は変化しないだろうと考えました。
そのために2連VRが必要です。

回路図:
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同じフィルタのはずですが、発振回路で使っているフィルタにはフィードバックの影響があるのか、ちょっと特性が違うようです。周波数によって1%位振幅が変動します。U3によるフィルタ回路の定数に誤差があるとさらに振幅の変動が大きくなるので、あまりいい方法ではないようです。

おわり

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