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zoom RSS Sinusoidal LFO with Voltage Controlled Amplitude

<<   作成日時 : 2012/11/07 23:44   >>

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Boss VB-2やIbanez PH99の正弦波LFOを元に振幅を電圧制御できるような回路を設計しました。
内部で方形波になっている部分のクリップ電圧を制御することで、正弦波の振幅も制御できます。
今週末のシンセビルダーズサミットまでに作ろうと思っていたのですが、できませんでしたので、シミュレーションだけで公開します。

■回路
画像


ダイオードとトランジスタによる可変クリップ回路を入れました。ダーリントントランジスタのベース電圧を制御電圧にして、エミッタでのクリップ電圧を制御しています。ベース周辺の回路で制御電圧のシフトをしています。クリップ回路が非対称なのでC8やC6で交流結合にしています。


■波形

●制御電圧波形例
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Control Voltage.


●出力波形
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Sin Output Waveform. (Cf = 220nF.)


発振が始まるまでに時間がかかります。ディレイビブラートなど場合によってはちょうどいい遅延になるかもしれません。(遅延時間にはいろいろな定数が影響しますが、一番効果的なのはR3の変更でした。試行錯誤して遅延0.5秒くらいに短くしました。)

振幅がほとんどないように見える部分でも、微小な振幅で発振しています。百分の一以下にはなっているので
すが、場合によってはこれで困ることがあるかも知れません。R3を変更して遅延を許容すると最小の振幅はさらに小さくなります。あるいは制御電圧をもう少し低くします。

低い周波数ではさすがに波形が崩れています。こんな波形でもモジュレーション用には使えると思います。


○クリップした出力は以下のようになりました。非対称で制御電圧が露骨に表れています。C6やC8を大きくしすぎると制御電圧で波形が崩れる場合があります。

画像
Clipped Output Waveform.



○周波数用のキャパシタCfの容量を小さくすると、発振周波数だけでなく、制御電圧への応答も変わります。かなり応答が速くなります。

画像
Sin Output Waveform. (Cf = 22nF.)


画像
Sin Output Waveform. (Cf = 2.2nF.)


可聴域の正弦波発振器としても使えそうに見えます。簡単なのでリングモジュレータの付属発振器によさそうです。

おわり

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