アナログ電子楽器の回路を読む

アクセスカウンタ

zoom RSS Alisa 1387 Mono Synth

<<   作成日時 : 2011/01/22 00:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

以前紹介したAlisa 1377の改良版でしょうか?

回路図などかなり詳細な情報があります。
  http://www.ruskeys.net/eng/base/alisa1387.php

1387は1377(http://houshu.at.webry.info/200704/article_1.html)よりも回路図が見やすいです。回路も洗練されている感じがします。

■キーボード(1枚目左下)
ロジックゲート回路を使った高音優先回路になっているようです。たくさんあるゲートはORだと思います。高音のキーが押されると、それ以下のキーに対応したORゲートの出力がすべてHiになるはずです。各ORゲートでは、キーのチャタリング防止と思われる正帰還がかかっています。それぞれのORゲート出力は、332kの抵抗で加算されます。加算された結果は、オペアンプのバッファを通って、回路図3枚目の左上にある回路でサンプルアンドホールドされるようです。

■VCO(3枚目左下)
電流制御発振器でなく、電圧制御発振器です。アンチログ回路が別になっているので、周波数精度はでにくい回路です。出力波形は三角波です。アナログスイッチのようなものがいくつかありますが、私にはよくわかりません。

■波形変換(3枚目中央下から右にかけて)
波形整形の回路も変わってます。三角波を全波整流して、1オクターブ上と2オクターブ上の三角波を発生しています。この波形を切り替えることでオクターブ切り替えにしています。波形変換でオクターブ切り替えを負担しているので、VCOの周波数レンジが広くなくても済んでいるのだと思います。三角波は右の回路で方形波やノコギリ波に変換されています。

■VCF(2枚目右上)
トランジスタラダーフィルタをSallen-Kay型にした独特の回路です。フィルタ1段当たり、3段のペアトランジスタがいります。1377と比べてトランジスタ数が3倍になった分、コンデンサの値が3分の1になっています。最後に信号を大きくする差動アンプもは、1377ではオペアンプを使った簡単な差動アンプであったのに対し、ちゃんとエミッタフォロワでバッファしています。

■EGとVCA(2枚目左上)
EGは専用ICでしょうか?やけに部品点数が少ないです。VCAは、差動アンプですが、ちょっと変わっていて、負電圧で利得を制御します。制御が電流ではないので、利得が、ベースでの入力信号の影響を受けますが、入力信号は十分小さいので影響を無視しているのだと思います。

おわり

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
KORG monotron (モノトロン)
KORG
ユーザレビュー:
毎日使っていると楽し ...
安い、簡単、太い音、 ...
モデリングではありま ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る
ド素人のためのオリジナルエフェクター製作 (シンコー・ミュージックMOOK)
シンコーミュージック【増補改訂版】
遠藤 智義
ユーザレビュー:
表紙がファンキーです ...
本当に使えるエフェク ...
意外にも中級者でも読 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る
Alisa 1387 Mono Synth アナログ電子楽器の回路を読む/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる