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zoom RSS Korg PS3100 Polyphonic Synth Pt.3

<<   作成日時 : 2006/11/04 01:43   >>

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随分時間を空けてしまいましたが、続けます。

●ディケイ
ディケイの放電の概略
・ディケイ期間中は4007の4番ピンと5番ピンの間がONになる。
・D101-112とQ101-112を通じて、C201-212が定電流で放電される。
・Q101-112のエミッタ電圧と、Q113のエミッタ電圧が、サスティーンの電圧(ディケイ放電後の最終電圧)になる。
・36番端子からのサスティーン制御電圧は、抵抗R4とR5で分圧されてから、Q3のエミッタフォロワを経由して、サスティーン電圧になる。この電圧はディケイの放電電流に影響されるが、サスティーンの最後にはQ101-112のコレクタ-エミッタ間電圧が低く、放電電流は定電流ではなくなり、十分に少ないので、問題にならないはず。おそらくVBEは0.3V以下。
・Trigが下がるまで、この状態(サスティーン電圧)を維持。
・Trigが下がると、リリース期間に移る。

○Q101-112による放電電流の決まり方(=ディケイタイムの決まり方)
・Q1とQ22は、10Vを基準に動作する簡易アンチログ電流源になっている。Q12が電流源になっているので、サスティーン電圧によらず、一定の電流をQ13に流す。
・Q113とQ101-112はカレントミラーを形成している。Q113はコレクタとベースがショートされたダイオード接続になっている。Q113のベースにつながっているボルテージフォロワは、アンチログ電流源に影響を与えないためのバッファ。R101-112はR201-212より桁違いに小さいので、実質ショートと見なせる。したがってQ101-112には、Q113とほぼ同じ電流が流れる。Q113に流れる電流は、Q1とQ2のアンチログで決まるので、結果として、Q101-112には、40番端子のディケイ制御電圧で決まる電流が流れる。
・R201-212は、Q101-112が絶対にオフにならないための抵抗。
・R101-112は、アンチログ電流がとても小さい場合に、Q101-112をほとんどオフ(でも完全にオフではない)にするため(Q0.3V以下になると思う)

つづく

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