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zoom RSS Mystery of Small Stone (Electro Harmonix, Phaser)

<<   作成日時 : 2006/08/16 01:37   >>

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とても人気のあるPhaserです。製作記事などいろいろあるので回路については説明しませんが、不思議に思っていることについて書きます。

初期とその後で、随分と回路が違います。

75年: http://www.fortunecity.com/tinpan/humperdinck/223/smallstone.jpg

78年: http://www.montagar.com/~patj/smlstone.gif
http://www.generalguitargadgets.com/diagrams/smallssc.gif (パーツ番号が振ってあるので、以下、この回路図の番号で説明します)

○75年版から78年版への変更箇所
(1)入力のバッファ(Q1,Q2周辺)
(2)フィードバック回路(R11,R12周辺)
(3)初段のAPF回路(R25とR30が等しくない)
(4)最終の抵抗加算(R8とR13が等しくない)
(5)LFO回路(75年版はBlack Ross Phaserと同じ構成だが、78年版は独特な回路になっている)

私が気になっているのは(3)と(4)です。1段目のAPFの周波数振幅特性がフラットではなくなっています。つまり厳密にはAPFではなくなります。周波数特性の波打ちは10%くらいしかないのですが、フェイザーは干渉を使うエフェクタなので、R8とR13で加算した結果、ノッチの形や深さが変わります。Colorスイッチ周辺でのフィードバックにより、そもそも周波数特性が大きく波打ってしまうので、たった10%の差が重要なのかはわかりませんが、その後の版(私が持っている回路のは80年版。どこで見つけたか分からないので今回は紹介しません。)では、OTA変更に合わせて直流設計がいろいろと変更され、また(1)(2)(5)はさらに変更されていますが、(3)と(4)の部分は変更されていません。

この部分は果たして重要な音色の秘密なのでしょうか?誰か比較してみませんか?

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コメント(2件)

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残念です。
75年版が見られなくなってしまっています><
r0r0
2006/08/16 12:14
ごめんなさいfortunecityは直リンクできないサイトなんですね。
http://www.fortunecity.com/tinpan/humperdinck/223/effect.htm
のDelay Effectsにあります。
houshu
2006/08/16 13:27

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