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zoom RSS Maestro Stage Phaser MPP-274A Pt. 2

<<   作成日時 : 2005/12/31 01:27   >>

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「Motor Start/Stop Simulation」という機能のための動作について簡単に説明します。(マニュアルに書かれていることです)

SW2によってC12を充放電することにより、モーターのON/OFFで、モーターがゆっくりと回り始めたり、止まったりすることを表現しています。

C12の電圧がQ2でバッファされて、LFOと、2つのCA3080(IC9とIC11)に制御電圧として供給されています。

LFOは周波数が電圧制御になっていて、モーターの回転数の変化が模擬されています。

IC9は、制御電圧によってトランスコンダクタンスが変わります。この変化によって、IC10Aの出力の信号の性質が大きく変わります。制御電圧がない場合には、出力は何も接続されていないことになるので、IC10Aの出力は、(B)点の信号を入力とする固定APFです。しかし、制御電圧が十分高い場合には、(B)点からの信号より、IC9からの信号の方が支配的になるので、IC10Aの出力はIC1Aの出力信号を反転しただけの信号になります。

IC11も、同様に制御電圧によってトランスコンダクタンスが変わるのですが、こちらはIC10Bの負帰還量を変化させます。トランスコンダクタンスが0の場合は、何もつながっていないのと等価で、IC10Bは差動アンプとして動作します。トランストランスコンダクタンスが高い場合には、強烈な負帰還がかかり、IC10Bの出力はほとんど0になります。

これら、IC9、IC11のトランスコンダクタンスの変化は滑らかなので、動作の切り替わりも滑らかになります。この滑らかな切り替わりと、LFOの発振周波数の制御を組み合わせて、モーターの回転開始時と停止時のシミュレーションになっているようです。

つづく

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